セクハラ認定の判断基準

セクハラの定義とは

相手が嫌だと感じればセクハラは…間違い

セクハラ認定される具体的基準は《平均的な女性の感じ方》《平均的な男性の感じ方》を基準とし、《一般的に考えてセクハラと感じるか》で判断される。
*一定の客観性が必要

俗に言われている《相手が嫌だと感じれば、セクハラだ!》というのは正しくない理解ですが、抑止力的な意味合いがあり、その心掛けでいればセクハラを疑われることもないでしょう。

あくまで平均的な男女を基準として判断されます、さらに、相手が明らかに嫌がっているのも関わらず執拗に行われる言動はセクハラだと認定されます。

厚生労働省のホームページ資料では…

セクシュアルハラスメントの状況は多様であり、判断に当たり個別の状況を斟酌する必要があります。

また、
「労働者の意に反する性的な言動」及び「就業環境を害される」判断に当たっては、労働者の主観を重視しつつも、事業主の防止のための措置義務の対象となることを考えると一定の客観性が必要です。

一般的には意に反する身体的接触によって強い精神的苦痛を被る場合には、一回でも就業環境を害することとなり得ます。

継続性又は繰り返しが要件となるものであっても、
明確に抗議しているにもかかわらず放置された状態」又は「心身に重大な影響を受けていることが明らかな場合」には、就業環境が害されていると判断し得るものです。

また、
男女の認識の違いにより生じている面があることを考慮すると、被害を受けた労働者が女性である場合には「平均的な女性労働者の感じ方」を基準とし、被害を受けた労働者が男性である場合には「平均的な男性労働者の感じ方」を基準とすることが適当です。

この記事を書いた人
急原 拓海

エネルギー関連企業に勤務。いわゆるエッセンシャルワーカーとして長年勤務経験あり。

数年前にとある病で肺の4分の1を摘出しました。
それがきっかけで心のおもむくまま、自分に素直に生きるようになりました。

獅子座の性格か…好奇心と行動力はある方だと思います。

”人生一度きり、楽しんだモン勝ち!”が座右の銘。

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